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代表的なベネチアンガラスビーズ:
ミレフィオリ (Millefiori) ビーズ: 「千の華のビーズ」を意味し、レースビーズ、モザイクビーズとも言われるビーズです。ムラーノ島で生産されるビーズで、早くから知られ現在も変わらぬ人気を誇るビーズです。このベネチアンビーズは透明または彩りの良い透明色ガラスを数種類小型のボール状に整形することから作り始めます。このガラスボールをミレフィオリガラス棒の薄いスライスの上に転がしたり、ボールの上に注意深く配置していきます。ミレフィオリスライスがガラスボールと完全に一体化するまでの間、ビーズ職人はガラスボールを常に回転させ、ボールを均一に熱するのです。
ソンメルソ (Sommerso)ビーズ: ソンメルソは「ガラスで覆う」という意味で、その製法から命名されています。アベンチュリーナなどの色ガラスの小片を透明ガラスの内部に浮かべます。この方法で作られるビーズにはシンプルなビーズが多く、価格が比較的安いので人気が高いビーズです。
フィオラート (Fiorato)ビーズ: イタリア語で小さい花を意味する「fiore」からつけられた名前のビーズで、その名のとおり花模様で装飾されています。ゴールドフォイル、シルバーフォイル、ソンメルソなどを使用し、製法は問いませんが、外側に融解した色ガラス糸で花模様が入っています。アベンチュリーナのパイプ形ビーズの装飾としてよく用いられます。ベネチアのフィオラートビーズは、ソンメルソより高度な技術を要するビーズです。
ゴールドフォイル、ホワイトゴールド、シルバーフォイル: ムラーノ島で作られ始めたビーズで、最初に小さいガラスボールを形成してから、その融解したガラスに24カラット金、24カラットホワイトゴールド、または0.925スターリングシルバーの薄い箔を回し付けます。外側に金属箔をつけたガラスビーズは、更に金属箔が透けるようなモレッティ(Moretti)ムラーノガラスをその上に溶融させて仕上げます。色ガラスの下に24カラット金の薄膜を使用すると高級感あふれる輝きが上にのせたガラスの色を一層引き立て、ホワイトゴールド箔はガラスの色をソフトに変化させ繊細で暖かみのある色調をもたらします。また0.925スターリングシルバー箔はガラス本来の色をより輝かせ、きりっと引き締めます。ホワイトゴールドとは18カラットの金と白色の金属からなる合金で宝飾品に使用されているホワイトゴールドと同じものです。
吹きガラス(Blown)ビーズ: 吹きガラスビーズはムラーノのガラス炉または"glory holes"を使用した小規模の試験所で生産されたものだけを言います。このビーズはフィリグラナと呼ばれる技法で製作され、吹きざおの先に融けた色ガラス棒を巻き付けます。この色ガラスによりビーズにストライプ模様がつくのです。縞模様は渦巻きや直線の縞模様となり、ボール形やしずく形または人気のコイン形に仕上げられます。ベネチアンの吹きガラスビーズは、イタリア語で「perie a lume」と呼ばれるランプワーク技法でも使用されます。この場合、太いモレッティガラスを細い吹きざおの先に融かして小さいボールを作ります。当店で販売しているハート形ベネチアン吹きガラスビーズはこの方法で作られていますが、その他の吹きガラスビーズはフィリグラナ技法を使用しています。
ダイクロイック(Dichroic)ビーズ: 当店のベネチアンダイクロイックビーズは長い旅を経て皆様のお手元に届きます。ムラーノ島のモレッティ工場で板ガラスとして生産されるこの板ガラスは、アメリカカリフォルニア州のロスアンゼルスに送られハイテク技術を駆使した真空下において最高品質のコーティングを施します。仕上げのためにムラーノ島に戻ったガラスはビーズ職人の手によって組み合わされ融合し伝統的なベネチアンビーズとなるのです。このビーズこそ伝統の技と最先端の技術が見事に融合して生み出された画期的なビーズと言えるでしょう。ダイクロイックビーズは1つ1つが異なり、同じものは一つとしてありません。太陽の光の下で見るとコーティングの違いがよりはっきりわかります。ベネチアンビーズの中でもこの種類のビーズは一段と輝きを放つユニークなビーズではないでしょうか。VenetianBeadShop.comはムラーノ島のビーズ工房と技術協力してこのベネチアンダイクロイックビーズを生産、販売しています。
ランプワーク(Lampwork)ビーズ: ベネチアンビーズをランプワークビーズと思わない方も多いようですが、ランプワークビーズとは単に炎の中で作られるビーズという意味であり、炎を作り出すエネルギーこそ変化してきましたが、技法としては数千年にわたって使われてきたものです。従ってベニスやムラーノ島で作られるビーズは全てランプワークビーズと言えるでしょう。現在販売されているベネチアンビーズの多くは過去30年間から40年間に開発された生産方法を採用しています。しかし、ビーズの歴史からみるとベニスやムラーノ島では数百年間にわたりランプワーク技法で水玉模様のビーズを作ってきたことが分かります。当店の伝統的なランプワークビーズを是非ご覧ください。
ファーネス(Furnace; ガラス炉)ビーズ: ほとんどのファーネスビーズはモレッティ(Moretti)工場とベニス郊外にできた新しい工場、ベトロフォンド(VetroFondo)のガラスを使っていますが、当店のファーネスビーズは本場ムラーノのガラス炉で専門のガラス職人が作り上げています。またソーダガラスでも柔らかいモレッティガラスと違い、パイレックス(硬質)ガラスに近い性質のガラスを採用しているので非常に薄くまで吹くことができ、ひずみを取るために一晩ガラス炉の中で焼き上げます。このようにしてショックに非常に強いビーズにすることができました。多くのビーズにザンフィリコ(zanfirico)技法を使い、またファーネスビーズに使用するガラスはこのガラス炉専用ガラスです。
ビーズの種類や生産技法に関わらず、ベネチアンビーズはジュエリーとして人気が高く広くその価値を認められています。ムラーノ島に門外不出として伝えられてきた技法、そこに働くビーズ職人の技とビーズにおけるセンスが、今、ベネチアンビーズ、ムラーノビーズのジュエリービーズとしての地位を確固たるものに築き上げたのです。
当店のインターネットストア、VenetianBeadShop.comでベネチアンビーズショッピング体験をお楽しみください。
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